道場紹介

道場の成り立ちと稽古方針

  当道場は、昭和47年10月、合気道の持つ教育性にご理解くださった、幼児教育がご専門の植田太郎ひとみ幼稚園理事長先生のご厚意により、当該園児教育の一環として遊戯室を合気道のために提供いただいたのが始まりです。

 当道場の特徴は、成り立ちに起因しますが、兄弟・姉妹、親子会員の比率が60%超と非常に高く家庭的なところであり、さらに当該園児のみが対象ですが、全国的にも数少ない幼稚園の部を有するところです。

 当道場は、「伸び伸びとゆったり、楽しみながら真剣に!」をモットーに、指導方針は撞木(シュモク)の足構えを含む正しい姿勢や折れない手など合気道の基礎と入り身・転換・膝行といった基本動作、そして稽古においては相手としっかり向き合い、「サーッ、持て!」の気持ちを重視しています。

年少の部は”合気道を通して人間形成の基礎作り”をまた一般の部は”心身の練磨”を目指し、基本の技を中心とした上で体捌きに重点を置き、基本技から応用技へと変化する理合を大切にした稽古を心掛けています。

稽古方式(カリキュラム稽古方式)

一般の部の稽古においては、稽古の前半を指導者の指導による稽古に割り当て、稽古後半は各自が目標目的を共有するかたとペアを組み、各々のカリキュラムに沿った稽古を行う方式を採っております。

この稽古方式によって、各自の目標や不足部分が明確になり、効率よく技術習得が可能になると考えております。

各自が高い目標と身近な目標を設定し、それに向かって各々が稽古の主人公になる、そういった稽古になるようサポートしております。